2007年7月14日土曜日

生野では千客万来

6月にはフィリピンで耳の不自由な人々のために活躍されているアポロ佐藤兄弟とパキスタンで知的障害を持った人々のために献身されているフランシスコ松本兄弟が訪ねてくださり、韓国のハルモニたちにやさしく話してくれました。主日のミサのときはシモン切江兄弟がオルガンを弾き、彼が答唱詩篇を独唱し、ナ・ヨハネ兄弟がプロジェクターを操作しました。3人のブラザーの兄弟がミサの奉仕をしてくれました。

7月のはじめには、総視察者としてフィリピンの管区長バルタザール兄弟と通訳者としてカリスト兄弟がこられました。この時集まった兄弟たちはこれまでの、そしてこれからの日本管区のあり方を象徴しているかのようでした。アメリカ人の兄弟、ドイツ人の兄弟、オランダ人の兄弟、フィリピン人の兄弟、韓国人の兄弟そして日本人の兄弟2人、計7人の兄弟が一つの食卓を囲みました。

6月の半ばに来た6人の韓国人の巡礼者はなんと、北京―天津から、ソウル―プサン、大阪―東京を約100日間かけて徒歩巡礼をなしとげ、帰りは新幹線で、再び生野に立ち寄り1泊され、東海道五十三次の旅の思い出を分かち合ってくれました。翌日船で韓国に戻られました。

追伸ですが、かつて私が瀬田の神学生だった頃、神秘神学(?)を教えてくださっていたカルメル会の田中輝義神父様が7月7日帰天され、昨日9日亡くなられるまで17年間チャプレンとして奉仕されていた西宮トラピスチヌ修道院で葬儀ミサが行なわれました。享年75歳。ご遺体は引き続き、修道院の墓地に埋葬されました。何十年ぶりに土葬に参加し、故人の冥福を祈りました

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